世界の中心でメシを食べたけもの
こんにちは!
皆さん今日も元気にお金稼いでますか?
私は14年くらい膝が痛いので、手術のために入院しています。
人生の半分以上に渡って膝が痛くて目が悪い。
今年は肉体改造していきたいと思います。(物理的肉体改造系YouTuber)
てか10:30に入院って言われてたのに早漏だから10:00についちゃった....。
でも受付のお姉さんクソ優しいしマジで顔ちっちゃいし可愛いし笑顔が可愛すぎるし、なんかイメージビデオ的な、コスプレ的な何かかと思いました。
30分待ったら看護師さんが迎えにきたんですけど、これまたクソ優しいし可愛い。
なに?
部屋に案内されるまで「(間違ってそういう“リアル”な店に来ちゃった....?)」って緊張しました。
今ってこんなに看護師さん優しいの?
病棟に着くとたまたま空いてた個室に案内されました。
が、思った以上にナースステーション(看護師の駅)が近い。
大した手術じゃないのにな〜と思っていたら
看護師「詰所に近いので私たちの声聞こえちゃってうるさいかもしれません💦すみません💦」
聞かせてくれ 貴女の声を
ちなみに部屋も正直な話そのへんのビジホ?ってくらい綺麗だったから感動しました。
知らぬ間に徳を積んでいたのかもしれません。
きっと日々の善行はこういうときに発揮されるんですね。
競馬でずっと負けてる分の補填なのかもしませんが。(-20000円)
ちなみに私はいろんな病院での入院・手術の経験があるのですが(昔、退院後に母がクソ上手くて高いステーキ屋に連れて行ってくれたことがあって、嬉しくてお礼を言ったら「あんたの保険金だからあんたの金だよ」って言われて、知らぬ間に親に高いステーキを奢っていたことがある)
それぞれの病院によって違うものがあります。
何だと思いますか?
医療の質?
医療者の質?
設備の質?
立地?
違います。
飯のクオリティです。
入院や手術をしたことがない方には想像がつきにくいかもしれませんが、いずれ老いて死ぬお前ら人間共には関係のあることなので聞いてください。
病院の飯って必ず蓋がついてくるんですよ。
つまり中が見えない状態で運ばれてくるんです。
私たちって普段全部に蓋がついた料理食べることないじゃないですか。
かろうじて、あの....銀の....執事みたいな人がワッて開けるやつに憧れてるくらいじゃないですか。
蓋がついていることで何が起こるかわかりますか?
衛生的でいい?
あったかいものがあったかいまま?
違います。
“期待”が生じます。
銀の....ワッて開けるやつと同じ現象が奇しくも起こります。
痛みがある、どこかつらい、楽しみがない。
食事はそんな入院生活で提供されるサプライズなんです。
親知らずを抜くために入院したとき、術後で口からバンッバン血が出てくるしクッソ痛いしバンッバン腫れるんですが、普通に飯がきました。
おかゆかな?
うどんかな?
I K A M E S H I
い か め し
え?
函館の???
しかもメインディッシュが????
しかもいかめしで混乱させておいて他の飯もまずい。(いかめしそのものをまずいと言っているわけではありません)
すみません、皆さんこれ食べてるんですか?
どう思ってるんですか?
聞かせてください。
病室の他の人に聞いてまわりたかった。
とにかく一刻も早くこの異常事態を誰かと共有しないと...
自分がおかしいのかと疑って苦しんでいる誰かがいる、そう思った。
1日3回、まずい飯という“異常”を突きつけられる、つらい入院でした。
そんな私も退院が決まり、景気づけに院内にあるコンビニに向かいました。
ふと、見慣れた掲示があります。
そこには「患者様からのご意見」が掲示されていました。
「飯がまずすぎる。なんとかしてくれ。」
「薄味なのはどうにかならないか。」
その瞬間、その場には私しかいないにも関わらず
散っていった患者《ナカマ》達の想いを強く感じた。
感じる...そこにあるのは“怒り”でも“悲しみ”でもない。
患者自身では飯の味をどうにもできないという“憤り”
頼むからどうにかしてくれという“祈り”
「(もしかして関係者は飯がまずいことに気づいていないのか?)」という“考察”
投書という手間のかかることをしてでも、この飯を改革したい。他の患者も救いたい。という“慈愛”
オレ、これからも頑張るよ。みんなの分もさ。
栄養士さん・調理師さんに、ありがとう
けが・病気に、さようなら
そして、全ての退院患者に、おめでとう。
完
追記
この病院の飯めっちゃうめぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(新世紀メシウマンゲリオン)